結婚調査・婚前調査

ご依頼者様は、兄弟の反対を押し切って、婚活サイトでマッチングして、数回デートを重ねご結婚に至った長男、現在５６歳初婚。の、弟（次男）でした。ご相談内容は、「兄が結婚したのだが、何時まで経っても俺たちに会わせようとしない」「なにやら嫁さんは２０代半ば」「結婚から半年が経つのだが一向に同居を始めない」「長男に問い詰めてもはっきりとした返答が帰ってこない」「うちの長男は騙さていやしないか？」と言うご相談。ご依頼者の次男様は、対象者の長男を筆頭に４人兄弟、先代（父親）は、地元の資産家で大きな企業と市内外にマンション等の不動産を保有、だが痴呆がひどくなり、後見人を立てて相続分配を相談中とのこと。ご依頼者様にしてみたら気が気ではない。居ても経っても居られず、浜松中央興信所の顧問弁護士を経由してへご相談を賜りました。

　
　調査の結果、長男と結婚した若い嫁さんは、いわゆるあれです「後妻業」とでも言うのでしょうか。婚活サイト上では、職業は「看護師」とされていたのですが、浜松中央興信所の調べでは「介護業」でした「介護士」ではありません。「介護従事者」ですね。学歴も大きな詐称を発見。経歴を調べるにあたって最も困難を記したのが過去の経歴が全く紐付いて来ないことでした。対象女性、２０代半ばと言えど既に２回の婚歴があり、２回目の旦那の性を名乗っていました。一昨年前までの「介護従事者」の職歴は辿れたのですが、現在の勤め先は「デリバリーヘルス」だったことが判明。と、ここら辺りまでは、それでも現在が良くて、一生懸命働いて、コマーシャルではありませんが、そこに愛が有るならば、それはそれで良い。と言う結果だと思うのですが、なかなか同居を始めないと言う事実がそこにあり、更に素行を調査した結果「３０代前半」と思料する若い男性との接触が確認され、双方を追って見た所、粗毎日その男のアパートへ帰宅し翌朝その男のアパートから出勤する状況を々１０日ほど確認してしまいました。浜松中央興信所は、調査報告書をまとめ、顧問弁護士と共に依頼者に報告を済ませ、そこから本人（長男）の説得に至りました。顧問弁護士いわく、詐欺で立件出来ますね。と。おっしゃっていましたが、問題はそれだけではなく当の本人（長男）の傷心をどうやって癒やすかということを考えてしまった調査案件でした。これは、ほんの一例に過ぎません。ドラマや小説のような情事は、私達の極々そばで本当に有るんだなと。探偵、あらためて時間させられる案件でした。